Kindle 無料コミックの疑問

 3ヶ月くらい前ですが、佐藤秀峰 の「ブラックジャックによろしく」が、Kindle で無料配信されました。著作権を行使しないと宣言されている作品で、電子出版各社でも無料で公開されています。元々人気の作品でもありますが…配信が始まって以来、Kindle コミックのベストセラーのページでは、無料の本の 1位~13位まで、「ブラックジャックによろしく」が占めています。3ヶ月間、ほぼずっとです。

Kindle:コミック の ベストセラー

 もっとも、作品が大人気と言うのではなく、これ以外の無料のコミックが、ほとんど無いのが原因です。稀に期間限定で無料で公開されている本もあり、その時だけはランクの上位にいますが、1週間で終わってしまいます。著作権の消滅した若干の例外を除くと、無料コミックは「ブラックジャックによろしく」しか無い状況です。
 
 Kindle のランキングのページは、有料の本と無料の本が左右に分かれて表示されますが、約3ヶ月、ランクトップに君臨し続けているのは、なかなかの存在感です。この無料ランクのトップにいるの、バナー広告などよりも宣伝効果があるでしょう。そこで、ずっと疑問なんですが、他に同じ事をする人は、いないのでしょうか?
 今、Kindle で無料コミックを公開すれば、かなり目立つ所にランクインする可能性は高いです。現役のマンガ家が、昔の作品を無料で出すのは、普通に有料で公開するより、あるいは99円で公開するよりも、ずっと有益だと思います。それを期待して公開する人が、一人もいないと言うのは、不可思議です。
 一昔前ならば、大人の事情で無理、と言えるかもしれませんが、「Jコミ」と言う無料公開サイトもある今、100%無理な事とも思えません。Kindle の公開の規約を読んだりしていないのですが、何かコミックの無料公開に問題があるでしょうか?誰か理由を知っていたら、教えて欲しいものです。