Kindle 本の売上部数を想像してみる

 先日、2012年12月1日~2013年5月31日までの Amazon の売上を集計した、2013年上半期ランキングが公表されました。その中に、Kindle 本のランクもあるのですが、2位~4位がコミックでした。


Best of 2013上半期 ランキング > Kindle本


■2位

進撃の巨人【特典つき】(10)

進撃の巨人【特典つき】(10)


■3位

限界集落(ギリギリ)温泉第一巻

限界集落(ギリギリ)温泉第一巻


■4位

テルマエ・ロマエI: 1 (ビームコミックス)

テルマエ・ロマエI: 1 (ビームコミックス)


 「限界集落(ギリギリ)温泉」は、他の作品に比べると圧倒的に知名度が低いですが、1巻を100円で販売する戦略が当たり、長らく売上ランクの上位にいた作品です。
 さて、Amazon は販売部数を公表しないのですが、この「限界集落(ギリギリ)温泉」に関しては、作者がブログで売上数を公表しています。


これまでのKindle収支 - CHINGE


 これによると、1月~4月の売上が、17,000部だそうです。5月にどれだけ売れたかは分かりませんが、大雑把に2万部と考えてみましょう。そうすると…「進撃の巨人」の10巻は4万部前後、「テルマエ・ロマエ」1巻は1万~1万5千部くらいじゃないかと想像しています。もちろん想像なので、10万部以上売れているかもしれませんが…「進撃の巨人」の10巻以外は、発売以来、売上ランク常連にも関わらず、今回の上半期のランクに入っていません。その事から、10巻だけ桁違いに売れている、と言う事は無いだろうと考えました。
 そこから更に想像ですが、コミック部門で上半期トップ10圏外の作品は、1万部も売れていないと思われます。また上半期には、99円セール or ポイント50% の大セールがあった事も忘れてはいけません。そんなセールによる上積みがあったにも関わらず、売上が1万部を超えるコミックが数えるほどしか無いだろうと思うと、残念です。
 まあ、日本の Kindle は、サービスを開始して、まだ1年も経っていません。本国アメリカでは、成功するまで数年かかった事を考えると、決して悪い状態ではないと思うのですが…Kindle 好きとしては、早くもっと存在感を持って欲しいと願っています。